宗教と意識革新(2)

先に人間の定義を3つに分けました。

A:内なる真性(神の子、愛、聖霊、仏性、真我、セルフ)
B:自分の個性(個性、罪、エゴ)
C:エネルギー(オーラ、潜在意識、気、エーテル、カルマ、業)

今度は仏教をみてみましょう。仏教といってもブッタの教えと今の仏教はだいぶ違います。

密教は、直接ではありませんが、Aと仏を通じてつながる方法を取ります。真言(マントラ)、印、
などを使って、自分につながる仏と一体化しAを感じる訳です。浄土宗、浄土真宗はあまり学問のない一般大衆に教えを説いたため、それをシンプルにして、仏を阿弥陀仏ひとりに限定し、かつ真言も「南無阿弥陀仏」だけに絞りました。

禅宗は逆に知識階級である武士に教えを説いたため、少し高度なアプローチを取ります。Bをなくして、Aを体得するアプローチ、いわゆる悟りです。本当の意味での悟りは、Bを無くしてAを体感するまでの前半プロセスと、その後のAを体感した後にBを整備する後半プロセスがあるのですが、一般に悟りを語っている人は前半プロセスだけの人が多いように思います。

このアプローチは、実は色々とバリエーションがあります。その代表的なものが「自己観察」とか「自己想起」と呼ばれるものです。クリシュナ・ムルティとかグルジェフなど多くの人が語った中にあります。原理は簡単、Bである自分を観察すると、観察者の主体であるAを体得できるということです。

自分で自分の考えや行動を観察することに違和感を感じるかも知れませんが、慣れると結構簡単です。私自身が若い頃、自己観察を一時期やり続けていて、世の中の全てが光り輝いている状態を体験したことがあります。

また「ヒマラヤ聖者」シリーズや、その影響を受けている欧米のスピリチュアル思想では、Aを真我と呼んでいますし、あと南米の呪術者の話にある「トナール」と「ナワール」も、このAとBと理解すると分かりやすくなります。(カルロス・カスタネダという作者が作り出したドンファンという呪術者が実在したかどうかは議論の分かれるところですが。)

このように、キリスト教をはじめ仏教、その他スピリチュアルの教えのほとんどが、実はこのAとBの構造になっているのです。

LCラブコスメティック

金子 浩一合同会社オフィス気楽 代表

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