宗教と意識革新(1)

宗教というものは、突き詰めると人間の定義に行き着きます。CI(意識革新)という視点から、宗教というものを考えてみましょう。

定義の仕方には色々なバリエーションがありますが、なるべく多くの宗教やスピリチュアル思想で共通するパターンをまとめると以下のように3つの部分になります。

A:内なる真性(神の子、愛、聖霊、仏性、真我、セルフ)
B:自分の個性(個性、罪、エゴ)
C:エネルギー(オーラ、潜在意識、気、エーテル、カルマ、業)

キリスト教では「愛」というものの重要性を説きますが、もともと旧約聖書において人というものが「罪」の存在であり、十戒という教えを中心とした戒律で飼いならさないといけないものだという発想があったためだと思います。つまりBの部分中心の話です。

イエスの宗教改革は、Bの部分しかなかったユダヤ教の世界にAの部分を持ち込むことでした。旧約とか新約とかいうのはもともと「契約」、すなわち「神」と「人」との契約の意味なのですが、社長と社員の雇用関係みたいだった古い契約を、父と子のような親子関係であると彼は再定義したのだと私は考えています。

そして、人の中に父なる神とのインターフェースである聖霊が入り、父(聖霊)であるAと、自分の個性であるBを意識して区別していたのだと思います。また、Aは「愛」という言葉で認識されているともいえます。もともと人というのはBの「罪」の存在であったものに、「愛」の存在であるという意識定義を行ったという形です。彼自身が、「主なる神を愛せよ、隣人を愛せよ、これに全ての律法がかかっている」と言い切っているぐらいです。

ちなみに、イエスの言動をみると、権威に満ちた状態と謙った状態の2つの状態があります。権威のある状態をスエーデンボルグなどは「栄化された状態」と呼んでいますが、特に有名なのは死の直前に神に自分を見捨てるのかと弱気になった後に、「父の御心のままに」といった後は自信に満ちて、裁く人間たちの心配すらしています。これは、Aが中心の時とBが中心の時があったためではないかと思います。

LCラブコスメティック

金子 浩一合同会社オフィス気楽 代表

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